特許検索

特許を絞り込むには?~特許分類とキーワードの合わせ技

えがちゃん

前回、特許分類を使って特許を絞り込む方法をご紹介し、キーワード検索と組み合わせることがお薦めと述べました。

今回、その具体的な方法として、「キーワード検索特許分類を探す→改めてキーワード検索」という手順をご紹介します。これにより、目的の技術をより絞り込みやすくなります。

分類コードランキングから特許分類を探す

J-PlatPat検索画面一覧から「分類コードランキング」ボタンをクリックすると、ヒットした特許群に対応する特許分類FIが、多く使われている順に表示されます。

ここから、注目したい特許分類へのリンク(ここでは「A62B18」)をクリックすると、別窓が開いて、+印の付いた表(特許分類の詳細な説明)が表示されます。

この+印をさらにクリックすると、さらに詳細な特許分類(下位クラス)が表示されます。そこに記載されている説明を見て、それが目的の技術かどうかを判断します。

特許分類を検索画面に反映させる

説明を読んで選んだ特許分類について、その特許分類へのリンク(ここでは「A62B18/00」)をクリックすると、上部に新たな窓が現れます。

その右側にある「特実検索にセット」をクリックすると、詳細な検索画面に移り、「A62B18/00」が検索項目にセットされた状態になります。

あとは、出願人やタイトルなどをキーワードで入力すれば、特許分類とキーワードで絞り込まれた検索結果が得られます。

「特実検索にセット」では、前の検索式を引き継がず、FIだけが入力された新しい検索画面が表示されます。ただ、前の検索結果は別窓で残っているので、多少わずらわしいですが、画面を行ったり来たりしながらの作業は可能です。

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筆者の紹介
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「ゆめ知財」の主宰者
弁理士&知財経営コンサルタント。30年余りのメーカー勤務を経て、フリーランスとして活動中。知財だけでなく、会社生活、産学連携、中小支援、地方創生、森林活用など、色々なことをカフェ気分で気軽に語り合いましょう!
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