特許を検索していると、ヒットした件数が多すぎて、何とかして絞り込みたいときた多々あります。
そんなときどうするか？ここでは、「J-PlatPat」でできることを、ざっと見てみることにします。
※J-PlatPatへのリンクはこちら → https://www.j-platpat.inpit.go.jp/
簡易検索
J-PlatPatの簡易検索（初期画面）には、「自動絞り込み」という機能があります。 これは初期状態でチェックが付いており、3000件以上ヒットすると、自動で（日付に従って）絞り込まれます。
ちなみに、このチェックを外すと、「多すぎるので、絞り込んでください」という意味のメッセージが出ます。
詳細な検索（特許・実用新案検索）
自動で絞り込める機能は割と便利ではありますが、もうちょっと、自分の思うように絞り込みたい場合もあると思います。というか、そちらの方が多いですね。
そのときは、「特許・実用新案」メニューから「特許・実用新案検索」を選べば、ある程度は思うような検索ができます。
「特許・実用新案検索」をクリックすると、「検索キーワード」という欄に、いくつかの項目が表示されます。
例えば、2012年以降に、ヤマハが出願した、「電子楽器」をタイトルに含む特許を調べたい場合、下図のように入力します。
すると、簡易検索と同様、下図のような検索結果一覧が表示されます。これにより、2012年以降、ヤマハは、「電子楽器」をタイトルに含む特許を、105件出願していることが分かります。
なお、この検索結果一覧からは、各年で何件出願したか、どんな特許分類（FI）の特許が何件あるか、までが分かります。
以上の結果から、さらに深堀していくことが可能ですが、それはまたの機会にご紹介できればと思います。
お読みいただきまして、誠にありがとうございました！
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