The Lensを使って、過去10年程度の期間内で成長している技術分野を、マクロ(グローバル)見ています。
技術分類として国際特許分類(IPC)のクラス(上位3桁)をひとつの母集団とし、出願件数の増減で成長性(伸びているか否か)を判断することにします。対象とする公報は特許の公開公報及び登録公報です(実用新案などの限定された権利は除く)。
正直、この分析は、ちょっと粗すぎる嫌いがあるのですが、まずは大まかに把握しようということで、とりあえずセクションAからHまでザッと見てみたいと思います。
今回は、セクションE「固定構造物」が対象です。結果、伸びていると見られるクラスは、以下の3つでした。(青色の折れ線にだけ注目し、橙色と赤色は無視してください。)
・クラスE01「道路,鉄道または橋りょうの建設」
・クラスE02「水工;基礎;土砂の移送」
・クラスE04「建築物」
次回は、セクションF「機械工学;照明;加熱;武器;爆破」を見てみたいと思います。